【真説・日本の金型産業論】
甦れ、世界が憧れる“Made in Japan!”
講 師 日本金型工業会学術顧問 横田悦二郎
今、日本金型工業会では、国会でも議論されたように経済安全保障法におい医療機器、光通信部品、航空部品なども金型なくては製造できないということ確認されている。
以下のように世界一と言われる日本の金型産業と技術とは何か!!
- 高精度技術:ミクロン単位で成形される精密な金型は、日本の工場の品質を支えている。
- 熟練の職人技:長年の経験に基づいた感覚と技術の融合。金型づくりは芸術に近いとも言われている。
- 材料・環境への配慮:熱処理や表面処理技術を工夫し、長寿命で省エネな金型を追求。
- 金型が無ければ多分野への応用:自動車、電子機器、医療など、幅広い産業に不可欠な存在
かつて戦後の製造業の発展に伴い金型業界も希望未来がみえていた産業であったが、課題とリスクとして以下のような状況が業界にも表れてきた。
◎1 熟練技術者の引退と若手不足:技術継承が困難で、属人化の解消が急務。
◎2 海外競合の台頭:中国や韓国の金型メーカーが技術力を高め、価格競争が激化。
◎3 事業所数の減少:1990年の約13,000社から2022年には約4,300社に減少。
◎4 サプライチェーンの再編:チャイナ+1戦略や国内回帰による拠点移動が進行中。
そこで「日本の金型産業を持続可能な産業とする事業」のテーマにて日本工業会では『金型産業戦略会議』を設立。以下のテキストを完成し、わが国の金型産業と金型技術の実態を明確にした。
今回の講演に使われた会議のテキストは「真説・日本の金型産業論」というテーマの新書が発行され、アマゾンから購入できる。
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以下の5章についてのご講演を、日本金型工業会学術 顧問 横田悦二郎講師に願いしました。
第1章:「金型とは」
1-1 日常生活維持にはなくてはあらない金型
1-2 金型技術の進化は新製品を誕生させる鍵!
1-3 金型の種類
1-4 日本の金型は世界一
1-5 金型の原理技術は切れ味技術と転写技術
1-6 金型の製造工程(金型はどうやって作られるの?)
1-7 金型職場は理想的な職場
第2章:日本のモノづくりの牽引としての金型産業
2-1 金型産業の現状課題
2-2 課題解決の為になすべき事
第3章:経済安保の鍵は金型産業にあり
3-1 金型産業は日本国の経済安全保障のための戦略産業
3-2 金型産業の重要性
3-3 地元経済に雇用を産む金型産業
3-4 金型産業の将来ビジョン
第4章:金型産業の将来に向けて
4-1 金型産業を輸出産業に!
4-2 OODA手法で意識改革を!
4-3 貿易収支の鍵は金型にある認識!
4-4 断捨離を行え
4-5 金型産業のPRを積極化せよ!
第5章:終わりに(モノづくり産業の鍵は金型産業が握る)
5-1 機械技術は技術の原点
5-2 日本に残すべき機械産業とその懸念
5-3 金型産業は日本の持続性のあるモノづくり産業の鍵
5-4 金型産業は日本の為にできた産業
5-5 金型産業で甦れ世界が憧れるMade in Japan
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◇日 時:2025年8月28日(木) 16時〜17時30分
◇会 場:ZOOMによる講演会
◇申込はこちらへ → メールアドレス:info@npo-admf.org
1)氏名 2)社名/所属 3)アドレス 4)e-mail 5)会員/非会員 6)電話/FAX
◇定 員:100名
◇参加費:会員は無料 非会員(年会費として5,0000円/4月〜3月)
◇入会届 年会費:http://www.ido21.com/mm/21.05.13nyukaihyou.pdf
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